和音の仕組みとは?

「コード」という言葉を聞いて、自信を持って説明することはできますか?
なんとなく聞いたことはあるけど、正直具体的な説明ができないなー、って方も多いかと思います。
ということで、今回は「コード」についての基礎的な知識、コードの勉強を始めるにあたって、初心者が押さえるべき点を解説していきます。

そもそもコードって何?コードの仕組みをさらっと解説

「コード」を簡単に一言でいうと、「ハーモニー」です。

それぞれのコードには呼び方、コードネームがついていて特有のハーモニーをもっています。
コードには三和音や四和音などの種類がありますが、コードを見ることによってどのような音によってそのコードが構成されているかがわかります。

コードは、単純に、①「根音となる音のアルファベット」、②「ハーモニーの種類」の2つの表し方によって表されます。

①根音となる音のアルファベット


画像のように、ピアノの音には「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド」という読み方があるのは皆さんご存知だと思います。
コードネームでは、これを、「C、D、E、F、G、A、B」といいます。
このアルファベットはコードの先頭に来て、「根音」と呼ばれる働きをします。

②根音って何?

根音とは、コードの根幹となる音で、その和音の基準となる音となります。根音はその和音の基本となる音で、その上に響きを決める音が加わってきます。植物に例えるなら、根音という根っこの上に、明るい色の花、ちょっと暗い色の花などといった印象を付ける音が加わっている、というイメージを持っていただければ、と思います。

③ハーモニーの種類

コードには根音となる音に加え、他の音が加わることによってそのコードのハーモニーを生み出すことができます。major(メジャー)(明るい)や、minor(マイナー)(暗い)などの種類があり、これらは根音と加わる音との音の広がりが決まっており、それによってハーモニーが決まります。例えば、メジャーコードなら、根音と、長3度、完全5度の音を加えたもの、マイナーコードなら、根音と、短三度、完全5度の音を加えたものになります。

コードの仕組みはざっとこんな感じです。説明の中で、根音や、長三度、短三度など聞き慣れない言葉が出てきたかと思います。
それらについて説明していきましょう。

2.音程の数え方「度」について


音程、つまり音と音との広がり(インターバル)の数え方のことを度数といいます。
まず、画像のように、全音、半音という音の広がりがあります。

このように、鍵盤2つ分上がると全音、1つ分だと半音って感じですね。
これらの7つの音、画像のようなハ長調では「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」が幹音と呼ばれ、度数を数える上で重要な役割を果たします。

音の間の度数は、基準となる音から、比べる音まで(二つとも含めて)いくつの幹音があるかによって決まります。
例えば、ドとソなら「ド、レ、ミ、ファ、ソ」の5つの幹音を含むので5度、となります。

また、この5度のことを完全5度、と言ったりもします。
そして、ドとソ♭なら、完全5度の半音下で、減5度、ドとソ♯なら増5度といったりします。

では、代表的なコード、Cmajor(明るい)についてみてみましょう。

このように、「ド、ミ、ソ」で構成されるコード、Cmajor(明るい)はドとミが長3度、ドとソが完全5度であります。
①根音がC、②ハーモニーの種類はmajor(明るい)なので、それをつなげてCmajorと表します。
majorコードはどちらかというと明るい響きで、楽しい感じ、前向きなイメージを持つかと思います。

次に、Cminor(暗い)です。

こちらは、「ド、ミ♭、ソ」で構成され、ドとミは短3度になります。
①根音がC、②ハーモニーの種類はminor(暗い)で、Cminorと表します。
minorコードはmajorコードに対して暗い響きで、私は次に繋がりそうな印象を持ちます。

5音の役割と重要性

和音を構成する音で、5度の音(完全5度の場合)にどのような役割があるのかについてお伝えします。
5度の音は簡単に言うと、根音の音に深みをもたせる役割を果たします。完全5度ならどの音でも根音とうまく調和し、キレイな響きを出すことができます。明るい和音、暗い和音に限らず、その和音自体が美しいものになります。

3音の役割と重要性

続いて3度の音にどのような役割があるのかについてです。
3度の音は根音と5度の音との真ん中にあり、和音の響きを左右する事ができます。完全5度の音に加えて、長3度ならmajor(明るい)、短3度ならminor(暗い)の響きになります。
3度の音は根音にうまくマッチしやすい音でもあります。

3.ハ長調の三和音


Bdim(ディミニッシュ)は少し特殊ですが、ハ長調のmajor(明るい)とminor(暗い)コードをまとめるとこんな感じになります。
そして、このようにハ長調ならハ(ド)の音を根音とするコードから順に、Ⅰ~Ⅶと呼ばれるコードになります。
複雑なコードを学んでいく上でも大事になるので覚えておくようにしましょう。

まとめ

今回は、Cmajor(明るい)とCminor(暗い)というコードに触れ、簡単なコードの基礎をお伝えいたしました。
コードは、根音となる音名と、ハーモニーの種類を表す言葉によって表されます。
他にもセブンス・コードと言って、さらに根音から短7度の音を加えたものが出てきたりするので、基礎段階の事柄からしっかり押さえるようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です